前回の続きからです。
前編はこちら⇒【堂ヶ島渓谷遊歩道(前編)https://shinjuku-musasino.net/wordpress/day/2906/】
橋を渡ると『夢窓国師閑居跡』と書かれた木札が見えてきます。
奥に進むと、鎌倉~室町時代に活躍した僧侶 ”夢窓礎石”が閑居した草庵の跡地があります。
夢窓礎石は世界遺産にも登録された『天龍寺庭園』や『西芳寺庭園』の作庭や
詩・書道でもその才能を認められ、朝廷より『国師』の称号を授かった高名な方です。
この地に1年ほど住み、堂ヶ島温泉を開湯したのも夢窓国師とされています。
さて、寄り道しましたが遊歩道の本線に戻ります。
ここからは山道に入りますので気をつけて進んで行きましょう。
この日は晴れ続きで大丈夫でしたが、雨が降った後などは
道がぬかるんで滑りやすいので注意してください。
山道に入ってすぐに足場の悪そうな天然の岩階段!
さっそく楽しくなってきました😲
そして、何度かつづら折りの山道を登っていくと
東京電力の川久保水力発電所の水路が見えてきます。
水力発電所はあまり見たことがなかったので新鮮でした。
クリーンエネルギーである水力発電がなかなか普及しないのは
莫大な費用もそうですが、河川利用に絡む複雑な利権問題が背景にあるようです。
また少し歩くと小さな滝があったり、
この辺りも良い雰囲気です。
桜の木に囲まれた桜公園のベンチでひと休み。
桜満開の時期にまた訪れたいですね~。
エメラルドグリーンの美しい渓流を独り占め!
岩肌にはカワトンボが飛び交っていました。
その先には吊り橋が見えてきます。
この吊り橋は、東京電力さんのご好意で利用ができるようです。
ぐらぐら揺れる吊り橋はスリル満点!
180kgの重量制限があるので大人3名が限界でしょうか...
少し距離はありますが
橋の上からは見事なナイアガラの滝が拝めます。
吊り橋を渡ると、そろそろ終盤です。
あとは階段を
ひたすら
登ります~!
ここまでくればゴールまでもう少し。
最後は汗だくになりながらゴール地点の『木賀温泉入口』に無事到着!
スタート地点から約1.5km。
今回、ゆっくりと回って53分かかりました。
この後に入る温泉は さぞ格別でしょうね (^^)
短時間ですが森林浴も出来て良い運動になります!
皆様も『堂ヶ島渓谷遊歩道』是非チャレンジしてみてください♪