やっと夏の暑さも落ち着いてきましたね。

今回は箱根宮ノ下駅から少し登った場所にある底倉~蛇骨野エリアのご紹介です。

底倉(そこくら)は江戸時代に名湯に数えられた箱根七湯の温泉地のひとつです。

豊臣秀吉公が小田原攻めの際に将兵の傷を癒すために湯治を行ったとされています。

 

「太閤の石風呂」跡地

 

そしてこの付近の川に自噴した温泉の「湯の花」が蛇の骨の様に見えたことから、その川は

蛇骨川と命名され、この一帯は蛇骨野(現在の宮ノ下)と呼ばれていたそうです。

 

 

そしてこちらは5年前の台風被害により、テレビでも大々的に報道された

蛇骨野にある蛇骨睦橋です。

現在はしっかり地盤も補強されキレイな景観を取り戻しています。

 

被災直後                          現在

   

 

また小涌谷駅まで続く遊歩道もあり、小涌谷駅の踏切まで続いています。

ちょうどいいハイキングコースです。

 

 

石階段も綺麗に整備され、歩きやすくなりました。

 

穏やかな蛇骨川のせせらぎも覗えます。

だいぶ秋らしく涼しくなってきました。

 

ここからは「武蔵野別館」と「箱根時の雫」へのアプローチのご紹介です。

水車小屋を曲がると入口の石門

こちらは登山鉄道の陸橋になっており、タイミングが合えば

登山電車が登っていく様子も見られます。

 

石垣の上にはミツバチの養蜂箱。

自家製はちみつもご提供しています。

 

坂を登り切ると竹林を背に武蔵野別館の外観が見えてまいります。

自慢の自家源泉がお出迎え。

自然豊かな底倉~蛇骨野エリアで四季を感じてみてはいかがでしょうか。